看護師どせいさんの日記

はじめまして!
看護師のどせいさんです

ここでは看護師の視点から病気に関する正しい知識や今日の医療問題について考えていきたいと思います。
また読者の方から病気のことについて知りたいことなどリクエストがあればブログで解説したいとも思います。

その他私の病院での愚痴もたまにつぶやくかもしれませんがお付き合い下さい…(^^;

そんなわけでランキング上位を目指してたくさんの方に病気・医療についての知識を知ってほしいと考えております!
よろしくお願いします

苦手な上司への接し方

下書き保存するのを忘れて記事が消えてしまい投稿が遅れてしまいました


最近仕事が忙しく病院にと泊まり込むこともあり
肉体的にも精神的にも疲れ切った日々が続いていました


みなさんは仕事が忙しいときにどんな気持ちになりますか?
「あぁもう帰りたい」
「疲れた、やりたくない」
逆に
「好きな仕事だから苦にならない」
「やりがいがあっていい」
などなど様々あると思います



筆者であるどせいさんは
看護師なんかやめてやる!!!
と心の中で叫びながら日々仕事のストレスを打ち消しているわけですが・・・(笑)



そもそも看護師は離職率が高い仕事で知られていますね
免許を持っているのに医療現場に復職しない看護師は日本に70万人もいるとか
(ちなみに2015年で看護師は1.5万人不足といわれている)


看護師を辞めてしまう人の理由は結婚・出産などを除けば


・上司からの執拗な嫌がらせ
・命へ関わることへの重圧感
この2つが殆どであると思う。特に女性が多い職場なので前者は本当に多い!


普段は笑顔で患者さんに接しており世間のイメージは白衣の天使の看護師ですが
今回はその実態について書いていこうと思います
(ちなみに筆者であるどせいさんは優しい看護師さんですよ(笑))




パターン1:私が1番疲れてるの
これは恐らくどこの会社にもいると思う
特に女性の多い看護師の職場ではなおさら


こっちも疲れてるよ!!!
と突っ込みたくなるが、それではその人と同じレベルになるので言わないが・・・



対策:これはありきたりですが「お疲れ様です」とか、
「〇〇さんのおかげで助かりました」
と言っておくのが無難ですね
心の中では「このオバサン少し静かにしてくれないかな」と考えていればいいのです






パターン2:なんでいつも仕事遅いの?
これは筆者であるどせいさんが1番頭にくるパターンだ
医療にかかわらず人を相手にするサービス業の人なら共感できると思うが
人を相手にする仕事は急ぐことができない


例えば
看護師Aさんは仕事も速いしいつも定時で上がる
看護師Bさんはいつも忙しそうで時間に追われている
どちらの看護師も注射などの技術的な面では変わりないし、パソコンで記録を書くスピードも変わらない


この2人で差が出てくるとしたらそれは
1人の患者さんにかける時間である


Aは患者さんと必要以外の会話はほとんどせず、体温と血圧を測るだけ
Bは患者さんと世間話もするし入院中の悩みなども聞いている


どせいさんはBタイプなのだがAタイプの上司にこのように言われるイライラするし、焦ってつまらないミスを招くこともあるし、なによりも自分のペースで仕事をしているのに横槍をいれてくるのだから頭にくる


もちろん毎日残業していたり、Drからの緊急の指示もゆっくりとこなしている人は話は別だが・・


人を相手にする仕事である以上、人との関りをおろそかにしてはいけない



対策:相手が同期などで自分の意見を堂々と言えるのであれば「自分は〇〇な事を大切にしているから遅くても大丈夫」と言うべき。
しかし上司の場合は「どうぞ先にお帰りください」と言ってイライラは他のことで消化しましょう。(ちなみにどせいさんはパチンコで発散しています 笑)






パターン3:協調性のない上司・後輩
このパターンの人と仕事すると何よりも自分が1番損をする
どんな仕事もそうだが協力することは何よりも大切である
1人ではできないことなどたくさんあるわけで、個人プレーに走る人と仕事をすると余計な仕事は増えるし自分の仕事はうまく進まないし疲れてしまう。


こういう人にイライラする自分も嫌になる



対策:まず、自分は決して個人プレーをしてはいけない
個人で行うということは他の人の評価が入りにくいということだ
誰かと一緒に仕事を成し遂げることでその人は自分を評価してくれる
一緒に見ていない人は評価できない


そして協力してくれない人には自分も協力しなくてよい
無理してまで誰かに合わせて自分が辛い思いをする必要はないのだから
自分を大切に! 自分first!!!




パターン4:同僚・患者の陰口を言う

患者さんの前では笑顔の看護師さん


でも入院したことがある人はナースステーションでこんな会話を耳にしたことはないだろうか


「〇〇さんってナースコール多くない?」
「気持ち悪い~」
などといった患者さんの悪口だ
これだけではなく
「〇〇ちゃん使えないよね」
「この仕事なんで私がやらなきゃいけないの?残していくなよ」
などなど同僚や後輩の悪口などだ


幸い筆者のどせいさんは男性ということもありあまりこういうことには縁がないのだが
外からこのような会話をしている女性を見るとげんなりしてしまう


かわいいんだから性格も奇麗ならいいのに・・・
と思うのである



対策:もちろん、いしょっになって陰口を言うのは本当によくない!!
見ている人は見ているからね。
最もよくないことは、このような陰口を言う人と一緒にいることで
自分も口が悪くなってしまうことだ

相槌をうつくらいは仕方ないかもしれないが
自分まで汚染されてはいけない




今回は看護師の実態について少し書いてみた
これから看護師を目指そうとしている人は少しげんなりしてしまったかもしれない

しかし、本当に素敵な看護師、尊敬できる上司はどこにでも必ずいます
この先社会に出ようとしているみなさん

悪いことには絶対についていかない!!
(どせいさんがバイトの先輩に言われたことです)





これを心に秘めておいてくださいね

やっちまった!!













































下書き保存していないせいで記事が消えてしまった・・・


5日間も温めてたのにーーーーーーーー


書き直しますのでお待ちください

ガンについての基礎知識(中級編)

ガンの成長
ガンは正常の細胞よりも速く増殖していくことは前回お話ししましたね。
ガンの増殖のスピードは腫瘍が大きくなればなるほどその速度は速くなります。


単純考えても1個のガン細胞が分裂すれば2個になって、2個の細胞が分裂すれば4個になって、4個が8個、8個が16個・・・と増えていくので大きくなればそれだけ悪化のスピードも速くなるのは明白ですね。


ではこのガン、いつの段階で体に症状が出てくるのでしょうか?
臨床的には3cm以上の大きさになると自覚症状があらわれると書かれています。


しかし、1番注目するべきは初期段階のガンが何年でどのくらいの大きさになっていくかということです。
始めは0.01㎎にも満たないガンなのですが、これが3cmの大きさになるのには10~25年くらいかかるといわれています。


つまり逆算すると60歳で
「なんだか最近胃が痛い」「首にしこりがあるのに気が付いた」
などなど症状を訴えてガンが見つかる場合


その発生はおおよそ30歳代からはじまっているということになります







ガンを見つけるための検査
ガンを見つけるための検査はその発生場所にもよりますが様々な方法があります
一般的にはCTやMRIなどの画像検査で


「なにかある・・・」


となり、そのなにかが良性か悪性かは細胞を取ってくることでその組織を調べ確定診断とします。
以下確定診断に使われるものを少しまとめてみました


・消化器系の診断は内視鏡検査
(胃カメラや大腸カメラですが下剤を大量に飲んだりするので辛い)


大腸内視鏡の前に飲む下剤。約2リットル



・呼吸器の診断は気管支鏡検査
(肺に直接内視鏡を入れる。むせるし苦しいし辛い)



・骨やリンパ系は切開・穿刺による検査
(麻酔の針が刺されるし、場合によっては手術室で切開するから痛い)



・血液系は骨髄検査
(お尻か胸の真ん中の骨に太い針を押し刺し骨髄をとるから怖い)


骨髄を採取するときの針
針はポッキーくらいの太さです




とまぁ確定診断するには患者さんにもある程度負担が強いられるわけです。
ですが大切なのはガンの早期発見、そしていち早い確定診断を受けてからの治療です


病院に行くのは面倒だ、検査は辛そうからできれば避けたいと思わず
ちゃんと受診してください





まとめ
30歳代でもガンは始まっているかも
確定診断は基本的に辛いです